気になる抜け毛の本数で薄毛チェック!
薄毛が気になりだすと、デスクに1本の抜け毛を見つけただけでも不安な気持ちになっちゃいますよね。「このままどんどん薄毛が進行していくのだろうか…」と気が気じゃありません。
しかし一方で、自分の抜け毛が本当に増えているのかわからないという方も多いのではないでしょうか。もし本当に薄毛が進行しているのであれば、早い段階で対策を考えたいですよね。
本当は育毛サロンのヘアチェックを受けてみるのが一番いいと思うのですが、時間の都合や気持ちの問題などで抵抗のある方もいるでしょう。
そんな方のために育毛剤スクールは、抜け毛の本数を調べる事で薄毛の進行をチェックする方法をご紹介したいと思います。
1日に抜け毛がどれくらいあると危ないないの?
自分の髪の毛をチェックする前に、まず人間の髪の毛の本数について簡単にご説明します。日本人男性の髪の毛の本数は、個人差はありますが大体10万本前後といわれています。欧米人は私達日本人よりも多く14万本前後です。間違って認識されている方も多いのですが、人間の毛根の数は生まれた時にすでに決まっていて、大人になっても変わることがありません。薄毛の方というは、毛根の数は変わっていないのですが、その毛根からの発毛量が少なくなってしまったため、薄毛になってしまったのです。
髪の毛がもつ、1本の髪の毛が発毛してから抜けおちるまでの一連のサイクルをヘアサイクル(毛周期)といいます。ヘアサイクルは「成長期→退行期→休止期」という3つのステージを移行します。毛髪全体(約10万本)のうち、約10%にあたる1万本程度は休止期にあたり、これらはいつ抜けおちてもおかしくない髪の毛です。また、成人男性の1日に平均抜け毛本数は、大体50〜100本といわれます。なので、これから調べる1日の抜け毛本数が100本を越えるようであれば、育毛対策に力を入れた方がよいでしょう。
まずは、「髪の毛は1日に50〜100本は抜けるもの」ということをしっかり認識しておいてください。多少の抜け毛に神経質になり、それがストレスになると髪の毛にも悪影響を与えます。髪の毛の正しい成長サイクルを知り、正しく長期的な育毛対策を行いましょう。
抜け毛の本数を調べてみよう!
それでは抜け毛本数を数えていきます。すべての抜け毛を収拾できればもちろんベストですが、おそらくそれは不可能です。今回の調査方法では、抜け毛の主要発生場所である、お風呂の排水溝、洗面所、寝起きの枕元が確認できれば十分でしょう。生活時間の長い職場のデスク上などもカウントできると尚良しです。
まず、抜け毛をチェックする日は、前日のうちに調査場所から抜け毛を除去しておいてください。そして、チェック日の1日の終わりに各場所から抜け毛を収拾して本数を数えます。洗面所とお風呂場の排水溝は、抜け毛が流れてしまわないようにストッキングなどをかぶせておくとよいですね。また、ドライヤーで髪を乾かす時などは、抜け毛吹き飛ばないように注意して、できれば洗面所のまわりに新聞紙などを敷くとベストです。
抜け毛本数チェックは定期的に!
3ヶ所(あるいは4ヶ所)から集めた抜け毛を1本1本数えていきます。総本数が60本程度であれば安心といえるでしょう。抜け毛本数が100本近く、あるいはそれ以上あると非常に危険です。抜け毛は今回の収拾箇所以外でも発生していますので、それを合計するとおそらく百数十本の抜け毛が1日のうちに発生しています。育毛剤や育毛シャンプーなどを使用した、早めの育毛対策が必要です。
抜け毛本数が60本未満だったからといって安心してはいけません。抜け毛の本数には個人差がありますし、年齢や季節によっても増減します。もし今回の抜け毛本数が50本だったとしても、1ヶ月後に60本になっていたら、それは薄毛が進行している可能性があります。
自分の薄毛進行状況を把握するためにも、1ヵ月の1度位の頻度で抜け毛本数チェックを行ったほうがよいでしょう。
抜け毛チェックは最初は面倒だと思うかもしれませんが、定期的にやり始めるとクセになって、毎月のチェックが楽しくなります。
自分の毛髪状況をしっかり把握して、段階にあった適切な育毛対策を行いましょう!